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SWEET CLOWN ~午前三時のオカシな道化師~ の攻略対象。 主人公同様、城に招かれた少年。年上にも年下にも敬語で接し、一線を引いている。 テンションが上がると良く笑いながら毒を吐く。 見た目の線の細さからは想像できないほどに近づきがたい人種。 名前 日之世 武尊(ひのせ たける) 年齢 17歳 身長 168cm 体重 50kg 誕生日 血液型 AB型 声優 柿原徹也 該当属性 敬語、青髪、眼帯 該当属性2(ネタバレ)
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Last update 2007年10月07日 タイトルなし 著者:Clown 彼の読者は、彼の小説につきまとっていた一種異様の鬼気を記憶するであろう。 記憶し続けるだろう。 ○ 藤堂が死んだ。 何の前触れもなく、ただ胴体に永遠の別れを告げた首だけが、地面に転がっていた。 私はその首を拾い、意外な重さに戸惑いを感じると共に、不思議とある種の爽快感も感じていた。 苦悶を感じる間もなく、ただ漫然と空を見上げたままの、表情。 まるで空間をそのまま切り取ったかのような、鮮やかな断面。 流れ零(こぼ)れ落ちる血液すらも、芸術的な幾何学模様を大地に描いていく絵の具だ。 ただ、びくびくと痙攣し続ける胴体だけが、不快と言えば不快ではあったが、それとて予想された不協和音と思えば、幾ばくか趣がある。 藤堂が死んだ。 私が、殺した。 ○ 藤堂は、私が愛したただ一人の男だった。 若き天才と謳われた小説家。 出版されるやいなや、瞬く間にミリオンセラーとなったデビュー作『Coda』は、その結末の美しさ故に『全小説に贈る結尾(Coda)』とまで言われた。 私は、それが誇らしかった。 彼は表向き、その評価に対して無関心を装っていたが、私にだけはそっと胸中を語ってくれていた。 嬉しい。でも、怖くもある。 結末を賛美されたのでは、今後書く小説はそれ以上の結末を描かなければならない。絶賛を、絶賛で打ち負かさねばならない。 今は、結末だけを考えて書いてるよ、と、彼は寂しげに笑った。 まるで、『終わる』ためだけに『始めて』いるようだ、と。 私はそれを聞いて、ぎり、と胸が苦しくなった。 終わるための始まり。 それはまさに、生命の営みそのものではないか。 だとしたら、藤堂は小説という空想の中でさえ、生命であることから解放されることを許されないと言うことではないか。 そう言うと、彼はふぅわりと笑ってこう言ったのだ。 ──じゃあ、君が開放してくれるかい? 蟋蟀(こうろぎ)の声が美しい夜だった。 彼と私の、最後の交わり。 私は彼に誓った。 必ず、あなたを開放してあげると。 終わりのための始まりから、あなたを解放してあげると。 私の中に注がれる彼の温かさを感じながら、私は既にその時、決めていたのだと思う。 彼の結末(Coda)を。 ○ 蒼く塗り込められた月が、星一つ煌めかぬ空に張り付いた、ぬめりとした夜だった。 私は彼と並んで縁側に座り、出鱈目(でたらめ)な油彩絵画のような夜空を見上げながら、何を語るでもなくそこいた。 徘徊する風は生温く私たちの間をすり抜けたが、そのじとりとした感触すら、今の私たちには不快ではなかった。 否、ここに蟠(わだかま)るどろりとした空気そのものが、何故か心地良かった。 心地良かったのだ。 本当に。 だからこそ、私はそこを離れた。 闇の天蓋を見つめたままの彼の隣から。 そして、心地よさの残滓を断ち切るように、私は終幕の緞帳(どんちょう)を下ろす綱を引き下げた。 ピアノ線で出来た、綱を。 ──ぶつん、と言う音が、響いた。 胡座(あぐら)をかいた藤堂の体が、ぐらりと傾く。 初めは、体全体が。 ややあって、一部が先立つ。 そして、点と点が一文字の線となって顕わになったとき、先だった「それ」は、緩やかな放物線を描いて短い遊泳を果たした。 ごとり。 音と共に地面に張り付けられ、「それ」は動かなくなる。 一寸遅れて、さぁっと紅い花が咲いた。 ど、という無粋な音を引き連れ、主を失った胴体が縁側に倒れ込む。それは主を捜し求めるように藻掻き、足掻き、やがて意味を成さぬ動きを繰り返すに止まる。 私はその横を通り過ぎ、大地に縫いつけられた「それ」を拾い上げた。 そして、子細に眺める。 驚きも苦痛もなく、ただ目の前にある物をじっと眺め続ける、がらんどうな瞳。 薄い眉。 すぅっと通った鼻筋。 何かを呟くように、僅かに開かれた口。 何もかも、何もかも愛しく、私は「それ」を胸に抱いた。 これが、結末。 彼に誓った、開放。 彼のために私が描いた、彼の最期。 ──「終わりのための始まり」を終わらせるための、永遠の終結(Fine)。 それは、晩秋の頃。 しわがれ声になった蟋蟀が、腹を見せて干涸(ひか)らびる季節。 ○ 私は、彼の首を胸に抱いたまま、彼の書斎に赴き原稿に目を通した。 完結したはずの彼の小説には、最終章が存在しなかった。 ただ一言、最終章となるべき原稿用紙の一枚に、たった一行。 ──この小説の結末を、愛する志乃に捧ぐ。D.C. そこに至るまでの、狂おしく、濁々と流れる奔流は、その一言をもって唐突に、そして静かに、跡切れていた。 まるで、今の藤堂を予見していたかのように。 或(ある)いは、今の私を予見していたかのように。 しかし、その末尾にある記号に気づいたとき、 私はふと、もっと別の理由があったのではないかと疑った。 前の作品 次の作品 コメント 名前 コメント
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【登録タグ C ヘドバンP 初音ミク 曲】 作詞:ヘドバンP 作曲:ヘドバンP 編曲:ヘドバンP 唄:初音ミク 歌詞 (作者ブログより転載) 嫌んなっちゃうくらいなら やんなくたっていい 世界は 君が思うほど 意地悪じゃない 病んじゃって 痛むんなら テキトーでいい 僕等は 君が思うほど 残酷じゃない その想像力で 憂鬱を殴っちゃえよ^^ 悪い子になろう 何かもう ダメな時は さぁ そんな感じで 乗り越えて そんで いい子に戻ろう こんな歌 聴くくらいなら 自分の詩 歌っちゃえよ どこまでもマイナスで 限りなくプラスな君の詩を 聴かせて欲しいなぁ 悪い子になろう 何かもう アレな時は ねぇ そんな感じで 乗りきって そんで いい子に戻ろう そんな感じでイっちゃって そんで いい子に戻ろう 君は実に真面目だにゃ コメント にゃww -- 名無しさん (2011-05-27 23 03 03) なんか元気になったかも… -- 名無しさん (2012-02-08 22 56 53) 名前 コメント
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Clown/Gypsy 概要 基本的な動きの解説ロキ(罠置かない側) ロキ(罠置く側) ブラギ冠 忍術冠 武器 防具頭装備上段(ロキ用) 上段(ブラギ用) 上段(忍術用) 中段 下段 鎧 盾 肩 靴 アクセサリー カード頭上段 中段 下段 武器 鎧 盾 肩 靴 アクセサリー 編集後記 概要 ブラギ鳥の目標 ブレス10・小岩井込みint150→ブレス無し・小岩井有りでint150 ロキ鳥の目標 装備より慣れ ロキ踊の目標 装備より慣れ 忍術型鳥の目標 少なくとも吟遊詩人の帽子は必須 基本的な動きの解説 ロキ(罠置かない側) とりあえずハイドクリップor新月の翼は忘れない事。 あとは状態異常耐性をしっかりしておく事。 画面をちゃんとみておく。 定位置に立ってハイドかクロークしてればいいだけの簡単なお仕事です ロキ(罠置く側) 相方が隠れたのを確認してからロキを出す。 「私を縛らないで」を使用して動ける状態になったら うにくろのハンター服を使ってアンクルを置き、エドガ靴でデモンストレーションを置く このデモンは新巻や武器c、アクセcの状態異常を乗せるといい。 あと効果音をONにして、ロキの音楽が切れて少ししたら温もりが消えるので それを目安にかけなおしをする。エモ辺りを合図にするといいかも ロキ使用→エフェクトオン→すぐにオフ ってやると画面にロキのエフェクトが残るので低スペックでも安心。 ロキの効果時間が切れたらちゃんと消えてくれるからその点も安心していい やる事は多いがやりがいのあるポジション。 スパイダーウイングとかも使いこなせるようになるとかっこいい。 ブラギ冠 INT150無いとバレて晒されるらしい。怖い。 とりあえずINT150あれば問題ないんです。がんばれ。 自販機で打ってる小岩井コーヒーはINT+5だ。がんばれ。 忍術冠 吟遊詩人で自分に魂を使って自分にブラギの効果を載せる あとは無詠唱の氷落としor雷撃を本気で連打すればいい マヤー持たれたらモロいけど、持たれない限りは暴れられる 武器 バイオリン[4] オリ武器ないしね ロープ[4] オリ武器ってなんですか? ゼルレッチ 呪われた装備・・・いやなんでもない 魔法使うならこれがやびあwwwwww 禁鞭 なんかやばいらしい めるぽー!!踏んでくれー!!! 防具 頭装備 上段(ロキ用) たれアリザ[1] 耐久力を上げれる。 マグロのおかしら[1] 正直これでいい 新巻スカルチノフ[1] ロキ地帯に罠+火瓶を置く時、状態異常を乗せられる なくてもいい、でもこれつけてるだけでデキるロキっぽく見える。 ミスティックシープ 状態異常が出る・・・けど微妙 わざわざ交換するほどの物でもないけど、ロキメインにやるなら新巻までのつなぎにいいのかもしれない 上段(ブラギ用) クラウン[1]/ローズクラウン[1] int+5、150目指すなら必要 クラウンはint+2でs1の偽者もあるらしい?注意 上段(忍術用) 伝説の吟遊詩人の帽子[1] 魂が使える。忍術するなら必須 クロノクロス/パレードハット[2] 忍術型の場合はこれを持ち替えすべし。 中段 オーディンマスク 5%とはいえ耐性は貴重・・・ うさぐるみ DEX/INT+4 ブラギ型・忍術型なら欲しいね! 下段 デビリンウイング 正直ロキはこれでいい。でも移動用の羽は持とうね 新月の翼/真新月の翼 罠置いたり、瓶投げたりするならこれが結構便利だったりする。 私を縛らないで→罠設置→瓶投げ→クローク 忍術型もこれで接近して・・・みたいなのは十分可能 スパイダーウイング ロキで罠を置くときに、敵の突撃がきたらスパイダーウェブで止める!!! 止める!!!!! コンセント 雷撃Lv5が使える。忍術用か アリュールフェザー これ+ファラオ3枚ですべてのスキルのSP消費が0になる Matkも増える。忍術用 鎧 V鎧 普通にこれ安定 ハンターの服 なんかうにくろにある奴。アンクルが置ける ロキやるなら絶対装備するんだぞ! 銀鎧 重いだけ 盾 プラチナ盾 これ安定 肩 Vマント これ安定 ウインドケープ 特に使う理由も無い 靴 ヴィダルのブーツ 普通に安定 ウインディ/ランニングシューズ 移動速度に拘る貴方へ アクセサリー ドラグーン デパートで店売りしてる奴 ロキはコレでいいと思う。 ナイルローズ とりあえずの目標 忍術型はこれぐらい用意できないと論外だと思う リース/記念 ナイルまでの繋ぎに。 記念指輪があればブラギのint150が容易になるかもしれない。 カード 頭 上段 ナイトメアc ロキは絶対に眠るな。眠ったら次回からハズレキャラ扱いだ アイシラc たしかint+2されるcだったはず・・・ 上段と下段に1枚ずつ刺そう ファラオc 忍術型は必須だと思う。とりあえず上段クロクロかパレハに2枚刺しましょう 中段 聖杯c ブラギ型は無いとブレス抜きint150が難しいかもしれない 忍術型は言うまでもなく必須 ルーナc 特に利用価値ないけどジプ専用c ガイアスc 自分の置いた火瓶で混乱したら目も当てられないからちゃんとつけよう。 下段 ファラオc 忍術なら刺そう マヤパc 透視のない下段つけるときは一応あるといいかも?相方探しに。 つまりロキならナイトメア+ガイアス+マヤパが安定 武器 ゴーレムc ロキは絶対1枚刺せよ! 短剣にも一応刺しとけ!! ギルガメシュc 石化呪い混乱辺りが出るはず。ロキで罠置くなら3枚欲しい。 アンドレの幼虫c INT+1 ブラギでint150目指すとか、忍術の威力up用 鎧 ゴス/ワグナス ロキはこれ固定でいいかもしれない ロキ内でも食らう高火力スキル、サクリファイスをカスダメに出来る タオ 忍術は反射とか怖いしね。 int増えるc なんだっけ?STR/18をINTに加算する奴 どうしてもINT150いかないっぽかったらこれを使おう 盾 ゼルエルc まあこれだよね 肩 デビリンc つけても阿修羅は耐えれない 悲しいクラウン アーチャc INT増えるからブラギはこれ Mc/パルスィc こういうのもアリ 靴 ヤファc 移動用 エドガc アシッドテラー/デモンストレーションが使える ロキ内部に火瓶投げるのに使う。 アクセサリー キャスターc/にとりc 忍術/INT150目指すならこのどっちか。 持ってたらにとりがいい、ってだけでキャスターでも全然余裕です 編集後記 最近冠やってないけど書いてみた ロキで相手が罠置いちゃうとほんと暇になる。 新月でクロークして、SPだけ切らさないように気にしてたら1時間終わりましたとかもある 忍術型は自己ブラギが何より楽しい。 ヘブンズドライブも混ぜたり、ディフェキャンARvやったりとか色々楽しめるよ ブラギ型もマクロ放置するバカが沸くぐらい楽 でもINT150にはしよう。 詳しい人ガンガン編集してくれー! 出来なかったら下のコメントのところにでもどうぞ 名前 コメント
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GENRE TITLE ARTIST bpm notes CLEAR RATE DISSOCIATIVE IDENTITY DISORDER The Clown of 24stairs Yu_asahina 204 n%(yyyy/mm/dd) 攻略・コメント HARD以上は中盤のBPM204片手トリルゲー その後もBPM204の3連階段もあり全く油断できない あと最後間を空けて降ってくるので注意 -- 名無しさん (2023-02-05 11 23 06) 名前 コメント
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Last update 2007年11月10日 遊螺の奇妙な事件簿 著者:Clown 「それは理屈の問題でもないし、道徳の問題でもないのよ。感受性の問題だわ。第六感の」 「ふむ。それで?」 「だから、今回の件についても、感受性の問題として処理すべきだと思います」 「なるほど。君の意見は良く分かった」 「分かっていただけたでしょうか」 「うむ。するとアレだね。感受性豊かで第六感の冴え渡りまくってる君にとって、学校中の全窓ガラスをちょっとエッチなステンドグラス風デザインにすり替えることは理屈も道徳も通用しない不可避の出来事であったと」 「はい、その通りです」 「よしよし、良く分かった」 「後で職員室へ来なさい」 「はい、ごめんなさいでした○∠\_」 ○ キンコンカンコン、今日もチャイムが元気に響く。 先生倒せととどろき叫ぶ。 「てりゃーーーーーーッッ!!」 「ゴフォッッッッ!?」 少女の見事な左ストレートをまともに受けて、教師が時速XXキロで吹っ飛んだ。 そのままコンクリートの壁に衝突。 非常口マークを作って、校舎の外へと飛んでいく。 「あら、そんなに勢いつけてないのに壁に大穴空いちゃうなんて、もしかして耐震強度の偽装かしら?」 耐震強度の偽装で壁に穴が空くとは、一級建築士もびっくりだ。 つか、やりすぎ。 「え? やりすぎ? 大丈夫大丈夫! あの先生、見かけよりずっと丈夫なんだもん。体なんて、銃撃戦のまっただ中に放り込んでも穴一つ空かないくらい頑丈なんだから。 髪の毛は薄いけど」 うん、最後のステータスは要らない。最後のは。 「あ、そうそう、自己紹介がまだだったわね。私の名前は、多摩遊螺(たまゆら)。たま、が名字で、ゆら、が名前ね」 どんなヴィジュアル系だ。 「総資産10兆円の超資産家の娘で、今はぴっかぴかの高校1年生。市井の勉強をするためにって、パパが普通の高校に入学させてくれたんだけど、なんだか普通の高校ってかっこ悪い」 高校の外見に文句言う人って珍しいよね、どうでもいいけど。 「だから、この学校を世界一素晴らしい学校にするために、私が夜な夜な色々なところを改装してるんだー」 それでエッチなステンドグラスですか。 略すとエログラス。 「勝手に略さないでよー」 失礼。 で、その所行を教師方に見つかって、ガッツリと怒られていたと。 「ちょっと派手にやりすぎたみたいね。先生に怒られるから少ししおらしくしてみたんだけど、よく考えたらこんなの毎回のことだから、お説教はちょっとくらい短縮しても良いよね」 いや、良くはないだろう。 金○先生も「腐ったみk」で止められちゃカッコつかないだろうし。 「と言うわけで、今日はちょっぴり早めに自主解散♪」 いやいや、話聞けよ。 「さーて、先生のお説教からも開放されたし、今日はどこを改装しようかなー」 聞いてねーし反省もしてねーし。 て言うか、エログラス(略称)で卒倒してる奴が居るよ。どこの純情高等学校ですかここは。 「待てぇぇぇえぃいッッッッ!!」 あ、まさかの教師復活。 壁をよじ登って上がってくるなんて、先生タフですね。 ここ、4階なんですけども。 「まーだー話は終わってないぞー、この小娘がーッッ!!」 生徒に向かって小娘呼ばわりする教師はどうかと思うが、それはさておき。ギンギラギンにさりげなさなど一欠片もない目を真っ赤に充血させて、校舎の穴からモンスターが現れた。 コマンド? 「むぅ、服はぼろぼろだけど、体には傷一つついてないなんて、流石は中東帰りの傭兵よね。髪薄いけど」 だから最後のステータスは要らないと。 て言うか、中東帰り? アフガニスタン? なんで教職に就くのにそんな無駄に屈強な肉体と精神力が必要なのか。 「ね。なんで教師なんてやってるのかしら?」 俺が聞きたい。 そうこう言っているうちに、筋肉の鎧と鋼の拳を装備したモンスターは穴から全身を現すと、身の毛もよだちかねない咆吼を上げた。 よだちかねないだけで、実際によだつわけではない。 (薄い)髪の毛を逆立てた眼鏡のモンスターは、割と危険な破れ方をした服をそっと正してから、改めて遊螺の方に向き直った。 「もう良いじゃないの、先生ー。ほら、ステンドグラスも男子高生に人気だし」 一人卒倒したけどな。 あ、また一人倒れた。 「人気とかの問題ではないッッ!! こんなものを教育の場に持ち込むなんて教師の立場として許されるわけがうひょーこりゃたまらんッッ!!」 「先生、途中から甲羅背負った仙人様とすり替わってるわよ」 それに、今時「こりゃたまらん」とか言わんよな。 「五月蠅いッッ!! 兎に角今日という今日は一歩も譲らんぞッッ!!」 「うさぎにつの?」 「目ざとく訓読みするなッッ!!」 ここら辺は活字媒体の強みだな。 「あら、私何か拙いこと言っちゃったかしら?」 地味に。 のらりくらりと会話の緊張感をそぎ落とす遊螺の態度に、モンスターの血圧が限界まで上がりきった。 血管が浮き出て今にも切れそうだ。 ここで切れたらそれはそれで面白いのだが、流石にそこまで面白くする気は毛頭無いらしい。なんてサービス精神のない奴だ、モンスターのくせに。 「モンスターのくせに」 「誰がモンスターかッッッッ!?」 お前だ、お前。 しかし、見た目は正直なもので、膨隆した筋肉と鋭い眼光はまさに「怪物」をイメージさせた。傭兵出身という肩書きは嘘ではないと主張するように、その体の至る所に無数の傷がついている。 中には明らかにひっかき傷みたいなものも混ざってるんだが、これについてはあんまり言及しない方が良い? 何故か室内なのに暗雲垂れ込めるその空気は、間違いなく目の前の怪物がラスボスであることを示唆している。 ……一人目だが。 「その目……先生、本気で私を殺すつもりね?」 「殺すかッ! いきなり人を殺人者予備軍扱いしないで貰おうッ!」 周囲に立ち上ってるのは、殺気以外の何物でもないけどな。 何気にベルトの下にホルスターとか見えてるし。日本の法律は無視か。 「教師の言葉に逆らう者には、それ相応の仕置きを行わなければならないッ! 遊螺君、覚悟はいいかねッ!?」 仕置きっていうよりセクハラっぽいよな、絵面的に。 教師(モンスター)の手が振り上げられる。 遊螺はじっとその手を見つめ、自らも相手に攻撃を仕掛けるべく構えた。しかし、それも束の間、今度は構えを解いて棒立ちになる。 「ふははははッッ!! どうした、観念したのか!?」 勝ち誇った顔で言う教師。ラオウかお前は。 だが次の瞬間、教師から余裕の顔が消えた。目の前から立ち上るどす黒い物……それに気づいたからだ。 まるで一切の光を拒絶するかのような、その闇の霧は、まるで衣のように遊螺の周りへ集まった。 「な、何だその禍々しい闘気は……! 貴様、一体……!」 「……残念ね、時間切れよ」 そう言って一歩を踏み出す遊螺には、何物をも飲み込む気迫があった。教師は思わず後ずさり、その筋肉の鎧から一斉に汗が噴き出す。 その時、教師は見た。 闇の霧が蠢き、はっきりと「天」の文字を描いたのを。 「こ、これは一体ッ!?」 「言ったはずよ、時間切れ。来るべき時が来てしまったのよ……」 「来るべき時?」 ごくり、と喉が鳴る。 最早、モンスターと化した教師でさえ赤子のようにしか見えぬ遊螺の姿。 例えるなら、修羅の如く。 「物語には、必ず4つのステップがあるの……『開始』『展開』『転換』『終結』の4つのステップが」 「……それは言い換えると『起承転結』では……」 「お黙りなさい」 そんな、口調まで変わって…… ところで今何やってるんだろうね、ナオミ・キャンベル。 そんな賞味期限のすっかり切れたネタをやっているうちに、遊螺の周囲に漂っていた霧は暗黒の雲へと姿を変え、遊螺の体を宙へと押し上げた。 「転とは、すなわち『天』。かの仏陀もこう言ったわ。『天上天下唯我独尊』と」 「今は暴走族の旗にも書かれなくなって久しいがな……」 誤解の無いように言っておくと、唯我独尊とは「自分が一番」という意味ではない。 誰もが違って、誰もが一つしかない。だから尊いという意味である。 現代風に言うと、ナンバーワンよりオンリーワン。 「でもね、そんな仏陀も、最後には食中毒で死んだの。この意味が、分かるかしら?」 「……一体どういう事だ……」 どんな尊い人間でも、ほんの些細な出来事で死に至ると言うことだろうか? だとしたら、まさか窓ガラスという些細なことに囚われた自分の死を暗示していると言うのか!? 教師は戦慄した。 震えが止まらない。 まるで悪夢に苛まれるかの如く、全身から冷や汗が吹き出す。 心なしか、自分の腹が熱く悶えるのを感じる。 はらわたを食い荒らされるようなプレッシャー。 これは、まさか…… 「勝負は既に決まっていたの……あなたが昨日お昼ご飯を食べた瞬間にね」 「俺の焼きそばパンに何をしたーッッッッ!?」 昼食が焼きそばパンって、なんか侘びしくないかね。 怒鳴りながらも、足の震えが収まらない教師に、遊螺は勝ち誇った顔で指を突きつけた。 「闇のルートから入手した、コレラ菌をひとつまみ程」 「法定伝染病だーッッッッ!!」 解説しよう! 法定伝染病とは、家畜伝染病予防法によって定められた伝染病であり、予防法や発生時の対策、検査法などが細かく規定された危険な伝染病のことである! ちなみに、コレラ菌はコレラエンテロトキシンと言う毒素を産生し、1~3日の潜伏期の後に激烈な下痢や嘔吐と言う症状を起こす細菌だ。治療しなければ80%の死亡率を誇る強力な細菌だぞ。 勉強になったネ。 「ぐ……ぐおおおぉぉぉぉッッ!! う、上と下で繋がる管同士が悶え悶えて地獄のランデヴーをッッ!!」 いや、そんなポルノ小説にも採用されなさそうな婉曲表現は要らない。 「早く行くべきところに行かないと、体中の水分が抜けて干涸らびるわよ」 「く……お、覚えてろッッ!!」 教師とは思えない捨て台詞を残して、すっかり締まりの無くなったモンスターは壁に空いた穴から逃げ出した。 ここが4階だと言うことも忘れて。 数秒遅れて凄い音とかしたけど、そこら辺は見ない方向で。 「……戦いは、空しいわね……」 すっかり闇の気配を無かったことにした遊螺が、遠い目をして呟いた。 戦いって言うか、一方的な虐待って言うか。 「さぁ、これで物語は終わり。でも、私の物語はまだまだこれからだわ」 打ち切り作品における「第一部・完」みたいなものか。 「夢がないわねー。第一部・完ってした方が、この先を読者が想像しやすくて良いでしょ? ほら、同人誌とか作りやすいし」 わーい、それは夢でいっぱいで涙が出そうだね。 さて、それはさておき、既に『結』まで来てるんだが、この物語には厳格なルールがある。 それは、必ず最後をある言葉で締めくくらなければならないという掟だ。 その為には、物語の主人公の強力が不可欠となる。 協力してくれるかね? 「うん、分かった。で、なんて言えばいいの?」 それはこちらのカンペを参照でお願いします。 ポーズとかはお任せで。 「ふむふむ、オッケー。それじゃ、行くわね」 遊螺はそう言うと、壁に空いた穴から外へ身を乗り出し、そして空を見上げた。 雲一つ無い高い空は、まるで彼女を空へと吸い込むかのように透き通り、彼女は嬉しくなって空に手を伸ばした。 「校舎の改築なんて、序章に過ぎないわ。そう、これはただのお遊び」 目を閉じ、思い浮かべる。 これから自分が目指すべき、道を。 「私は、たったひとつしたいことがあった」 第一部・完 Clownの次回作にご期待下さい。 前の作品 次の作品 コメント 名前 コメント
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【登録タグ A-One C TOHO EUROBEAT VOL.13 あき 星条旗のピエロ 曲 越田Rute隆人 遥か38万キロのボヤージュ】 【注意】 現在、このページはJavaScriptの利用が一時制限されています。この表示状態ではトラック情報が正しく表示されません。 この問題は、以下のいずれかが原因となっています。 ページがAMP表示となっている ウィキ内検索からページを表示している これを解決するには、こちらをクリックし、ページを通常表示にしてください。 /** General styling **/ @font-face { font-family Noto Sans JP ; font-display swap; font-style normal; font-weight 350; src url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/10/NotoSansCJKjp-DemiLight.woff2) format( woff2 ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/9/NotoSansCJKjp-DemiLight.woff) format( woff ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/8/NotoSansCJKjp-DemiLight.ttf) format( truetype ); } @font-face { font-family Noto Sans JP ; font-display swap; font-style normal; font-weight bold; src url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/13/NotoSansCJKjp-Medium.woff2) format( woff2 ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/12/NotoSansCJKjp-Medium.woff) format( woff ), url(https //img.atwikiimg.com/www31.atwiki.jp/touhoukashi/attach/2972/11/NotoSansCJKjp-Medium.ttf) format( truetype ); 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『階段』は象徴する。 『栄光』・『繁栄』・『未知』・・・・・・あるいは『死』。 プラネタリウムから切り取ったかのような人型スタンド。 『階段』を『展開』する能力。 『クラウン・サービス』 Clown Service 破壊力:C スピード:A 射程距離:E 持続力:D 精密動作性:B 成長性:D
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(2016年05月25日17時46分):G-Clownがバトルを勝ち抜きました!(2016年05月25日17時43分):G-Crownがバトルを勝ち抜きました!(2016年05月25日17時43分):及川徹はトータル5勝で敗退しました…(2016年05月25日17時39分):槙本真里がバトルを勝ち抜きました!(2016年05月25日17時37分):G-Crownがバトルを勝ち抜きました!(2016年05月25日17時34分):G-Clownが3連勝しました!(2016年05月25日17時31分):G-Clownが2連勝しました!(2016年05月25日17時28分):xiがG-Crownを登録しました!(2016年05月25日17時27分):G-Clownがバトルを勝ち抜きました!(2016年05月25日17時27分):xiがG-Clownを登録しました! ※ここからG-Clownは一度も勝ってません 気が付けはLIFE1・・・ このまま初登録三連勝ダブル四退してしまう恥をさらしてしまうのか!? 2016年05月25日18時18分のバトル キャラ名 作者 体力 TYPE LIFE 勝利数 能崎清海 柑橘類の人 25 堅守高速 7 2 G-Crown xi 50 守備重視 2 4 真保理沙 柑橘類の人 15 速攻重視 9 4 G-Clown xi 50 守備重視 1 4 前回のバトルを勝ち抜いたのは能崎清海です。 勝利数は2です。 第6シーズン・第29回目のバトルがスタートです! 真保理沙の攻撃!(命中率95%/会心率5%)真保理沙、連続攻撃!!!真保理沙 「こっちも気合いを入れてやるわ!シャドークロー!」G-Clownに6のダメージをあたえた!!G-Clownに6のダメージをあたえた!! G-Clown 「PERFECT」 残り体力( 能崎清海 25 , G-Crown 50 , 真保理沙 15 , G-Clown 38 ) 能崎清海の攻撃!(命中率95%/会心率5%)能崎清海、会心の一撃!!!能崎清海 「さあ、これからが本番だよ!純白の吹雪よ!G-Crownの前に舞え!」G-Crownに29のダメージをあたえた!! G-Crown 「PERFECT」 残り体力( 能崎清海 25 , G-Crown 21 , 真保理沙 15 , G-Clown 38 ) G-Crownの攻撃!(命中率55%/会心率5%)G-Crown 「たったったらったったったらった」能崎清海に2のダメージをあたえた!! 能崎清海 「ああ、一発殴られちゃった~」 残り体力( 能崎清海 23 , G-Crown 21 , 真保理沙 15 , G-Clown 38 ) G-Clownの攻撃!(命中率93%/会心率5%)G-Clown 「たったったらったったったらった」G-Crownに3のダメージをあたえた!! G-Crown 「PERFECT」 残り体力( 能崎清海 23 , G-Crown 18 , 真保理沙 15 , G-Clown 38 ) 真保理沙の攻撃!(命中率95%/会心率5%)真保理沙、連続攻撃!!!真保理沙 「こっちも気合いを入れてやるわ!シャドークロー!」G-Clownに4のダメージをあたえた!!G-Clownに3のダメージをあたえた!! G-Clown 「PERFECT」 残り体力( 能崎清海 23 , G-Crown 18 , 真保理沙 15 , G-Clown 31 ) 能崎清海の攻撃!(命中率77%/会心率6%)能崎清海 「今日も僕のことをよろしくね!では……アクアレーザー!」 真保理沙は素早くかわした。真保理沙 「そ~れ、ひょいっとな!」 残り体力( 能崎清海 23 , G-Crown 18 , 真保理沙 15 , G-Clown 31 ) G-Crownの攻撃!(命中率95%/会心率7%)G-Crown 「たったったらったったったらった」G-Clownに3のダメージをあたえた!! G-Clown 「PERFECT」 残り体力( 能崎清海 23 , G-Crown 18 , 真保理沙 15 , G-Clown 28 ) G-Clownの攻撃!(命中率95%/会心率8%)G-Clown 「たったったらったったったらった」G-Crownに1のダメージをあたえた!! G-Crown 「PERFECT」 残り体力( 能崎清海 23 , G-Crown 17 , 真保理沙 15 , G-Clown 28 ) 真保理沙の攻撃!(命中率95%/会心率9%)真保理沙、痛烈な一撃!!!真保理沙 「こっちも気合いを入れてやるわ!シャドークロー!」G-Clownに8のダメージをあたえた!!G-Clownの防御 が7ダウンした!! G-Clown 「PERFECT」 残り体力( 能崎清海 23 , G-Crown 17 , 真保理沙 15 , G-Clown 20 ) 能崎清海の攻撃!(命中率81%/会心率10%)能崎清海 「今日も僕のことをよろしくね!では……アクアレーザー!」真保理沙に8のダメージをあたえた!! 真保理沙 「むう、よくもやってくれるわね……」 残り体力( 能崎清海 23 , G-Crown 17 , 真保理沙 7 , G-Clown 20 ) G-Crownの攻撃!(命中率95%/会心率11%)G-Crown 「たったったらったったったらった」G-Clownに4のダメージをあたえた!! G-Clown 「PERFECT」 残り体力( 能崎清海 23 , G-Crown 17 , 真保理沙 7 , G-Clown 16 ) G-Clownの攻撃!(命中率95%/会心率12%)G-Clown 「たったったらったったったらった」G-Crownに1のダメージをあたえた!! G-Crown 「PERFECT」 残り体力( 能崎清海 23 , G-Crown 16 , 真保理沙 7 , G-Clown 16 ) 真保理沙の攻撃!(命中率95%/会心率26%)真保理沙 「こっちも気合いを入れてやるわ!シャドークロー!」能崎清海に8のダメージをあたえた!! 能崎清海 「ああ、一発殴られちゃった~」 残り体力( 能崎清海 15 , G-Crown 16 , 真保理沙 7 , G-Clown 16 ) 能崎清海の攻撃!(命中率85%/会心率14%)能崎清海 「今日も僕のことをよろしくね!では……アクアレーザー!」 真保理沙はギリギリかわした。真保理沙 「そ~れ、ひょいっとな!」 残り体力( 能崎清海 15 , G-Crown 16 , 真保理沙 7 , G-Clown 16 ) G-Crownの攻撃!(命中率67%/会心率14%)G-Crown 「たったったらったったったらった」 能崎清海は素早くかわした。能崎清海 「ほーれ、スーイスイっと!」 残り体力( 能崎清海 15 , G-Crown 16 , 真保理沙 7 , G-Clown 16 ) G-Clownの攻撃!(命中率95%/会心率15%)G-Clown 「たったったらったったったらった」G-Crownに2のダメージをあたえた!! G-Crown 「PERFECT」 残り体力( 能崎清海 15 , G-Crown 14 , 真保理沙 7 , G-Clown 16 ) 真保理沙の攻撃!(命中率95%/会心率30%)真保理沙 「こっちも気合いを入れてやるわ!シャドークロー!」G-Crownに7のダメージをあたえた!! G-Crown 「PERFECT」 残り体力( 能崎清海 15 , G-Crown 7 , 真保理沙 7 , G-Clown 16 ) 能崎清海の攻撃!(命中率87%/会心率15%)能崎清海、会心の一撃!!!能崎清海 「さあ、これからが本番だよ!純白の吹雪よ!真保理沙の前に舞え!」真保理沙に25のダメージをあたえた!! 残り体力( 能崎清海 15 , G-Crown 7 , 真保理沙 -18 , G-Clown 16 )真保理沙は逃げ出した!真保理沙 「にゃーん!このままじゃ到底太刀打ちできないわ!」真保理沙のLIFEは残り8になった! G-Crownの攻撃!(命中率68%/会心率30%)G-Crown 「たったったらったったったらった」 能崎清海はゆうゆうとかわした。能崎清海 「ほーれ、スーイスイっと!」 残り体力( 能崎清海 15 , G-Crown 7 , G-Clown 16 ) G-Clownの攻撃!(命中率95%/会心率15%)G-Clown 「たったったらったったったらった」G-Crownに2のダメージをあたえた!! G-Crown 「PERFECT」 残り体力( 能崎清海 15 , G-Crown 5 , G-Clown 16 ) 能崎清海の攻撃!(命中率95%/会心率15%)能崎清海 「今日も僕のことをよろしくね!では……アクアレーザー!」G-Clownに5のダメージをあたえた!! G-Clown 「PERFECT」 残り体力( 能崎清海 15 , G-Crown 5 , G-Clown 11 ) G-Crownの攻撃!(命中率95%/会心率30%)G-Crown 「たったったらったったったらった」G-Clownに2のダメージをあたえた!! G-Clown 「PERFECT」 残り体力( 能崎清海 15 , G-Crown 5 , G-Clown 9 ) G-Clownの攻撃!(命中率95%/会心率30%)G-Clown、会心の一撃!!!G-Clown 「どぅーらどぅーらどぅーだっだっだっだ」G-Crownに20のダメージをあたえた!! 残り体力( 能崎清海 15 , G-Crown -15 , G-Clown 9 )G-Crownは逃げ出した!G-Crown 「LIFEが増加されました 5→50→100」G-CrownのLIFEは残り1になった! 能崎清海の攻撃!(命中率95%/会心率15%)能崎清海 「今日も僕のことをよろしくね!では……アクアレーザー!」G-Clownに2のダメージをあたえた!! G-Clown 「PERFECT」 残り体力( 能崎清海 15 , G-Clown 7 ) G-Clownの攻撃!(命中率68%/会心率30%)G-Clown、会心の一撃!!!G-Clown 「どぅーらどぅーらどぅーだっだっだっだ」能崎清海に21のダメージをあたえた!! 残り体力( 能崎清海 -6 , G-Clown 7 )能崎清海は逃げ出した!能崎清海 「あいててて……、本来こんなはずじゃなかったような……」能崎清海のLIFEは残り6になった! Donald-2nd-R 「それは俺のセリフじゃああああああああああああああ」 勝ち残ったのはG-Clownです! トータル5勝になりました!G-Clown 「糸冬 はっぴーくん「アチャ~」 (ふぅ...危なかった・・・三連勝四退したら大変だったよ・・・) Donald-2nd-R 「やったね!!辛勝でデ杯行き!!」 by.Donald-2nd-R(G-ClownとG-Crownの人)
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Last update 2007年10月07日 タイトルなし 著者:Clown 『ここを出ることができたら一緒に暮らさないか?』と僕は言った。 そして、その言葉の叶う可能性は、たった今、ゼロになった。 ○ 彼女は、屈託無く笑う子だった。 僕が落ち込んでいると、いつも笑って励ましてくれた。 どうしようもなくどん底の気分になって、一人になりたいときは、ちゃんと気配を察してくれた。 でも、決まってその次の日は、にっこりと笑って僕の手を取ってくれたんだ。 僕は、それがたまらなく嬉しくて──そして、たまらなく不安だった。 孤児施設、と言うには、あまりに特殊に過ぎたその環境。 激しく人が入れ替わり、酷いときには毎日のように入所と出所が繰り返されるこの施設では、昨日まで仲の良かった友達が次の日には忽然と姿を消していることなんて、良くある話だった。 何せ、僕らは保護されるべき孤児であり、それと同時に買われるべき「商品」でもあったから。 ──改正孤児保護法第24条。 親権者の育児放棄による孤児の増多により制定された、この法律。 幾度かの改正が重ねられ、その時その時のニーズに合わせようと歪められてきたこの法律は、その歪曲部分に様々な綻びをもたらした。 その、最大の歪曲点が、第24条。 孤児は、一定の養育費を約束することにより、親権の譲渡が認められる。 この法律は、すぐにこう解釈された。 「孤児は、売買可能な商品である」 それが、労働力になるのか、それとも慰み者になるのか……それは誰にも分からない。 いずれにせよ、孤児である僕たちが、その先幸せな過程を得られるとは考えにくい。 だからこそ、僕たちはその日その日を精一杯生きている。 「昨日」を、後悔しないために。 ○ 「ねぇ」 菜園にたゆたう陽光の切れ間から、呼び声が聞こえた。 僕は、熟れ始めた胡瓜を篭に入れながら、左手を挙げる。そちらを向かなくても、それが誰か分かったから。 「熟れてる?」 きゅ、と土を踏む音に続いて、僕の視界がわずかに暗くなる。僕は初めて頭を動かすと、影を作った犯人の顔を見上げた。 「うん、もう収穫してる」 「そう、良かった」 彼女はそう言うと、微笑みを浮かべて僕の隣に並んだ。既に他の菜園にも顔を出したのだろう。揺れる亜麻色の髪からは、ほのかに土の匂いがした。 そよ凪ぐ風に胡瓜の葉が揺れる。 僕らはしばしの間、黙々と胡瓜を収穫し続けた。二人横に並び座って、会話を交わすこともなく、ただ照る日を受けながら。 次第に容積を増す篭の中からは、青く若い匂いが漂う。 それは、僕らが手塩にかけて育てた、僕らの存在証明でもある。 僕らがここにいて、ここで生活している、その存在証明。 「……そろそろ、終わりにしよっか」 篭いっぱいになった胡瓜を見ながら、彼女は額の汗をぬぐった。僕も肩からかけた手ぬぐいで額を拭くと、立ち上がって、うん、と背伸びをする。 見上げた空には、雲一つなく、何も遮るものもなく。 「そうだね」 少し青ざめた手のひらを、彼女の手のひらに重ねた。 包み込む感触とともに、心地よい圧力が僕の手を制圧し、二人の体温が等しくなっていく。 僕は、その手を少しだけ強く握りかえした。 「なぁ」 蒼穹を見据えたまま、一回り小さな隣人に呼びかける。同じように空を見上げた彼女のことを、伝わる熱だけで感じながら、僕は続きをゆっくりとはき出した。 「ここを出ることができたら……一緒に暮らさないか?」 一瞬、風が止んだ。 遠くから、遅鳴きの蝉の声が聞こえる。出遅れたことを気にしてか、遠慮がちで弱々しいその声は、白いコンクリートに反射して、じわじわと響き渡る。 ふ、と手から力が抜け、僕の手が体温を見失った。再開した空気の流れが、空白になった手のひらを撫でていく。熱を求めて喘いだ手のひらは、しかし確かな熱を得る事は出来なかった。 だけど、ただ一言。 「……うん」 その響きが、手のひらの動脈を激しく波打たせた。 そしてそれが、忘れかけていた「残酷な希望」という奴を、思い出させたんだ。 その日の夜、僕が寝る準備をしていると、部屋の扉が、とんとん、と鳴った。 昼間のことで些か興奮していた心臓が、ぴたりと平常を取り戻す。 運命が決まるのは、たいてい夜だ。 月の光も差さぬ闇夜の中で、僕らの値段は決められていく。当人達の与り知らぬ様々な付加価値に修飾され、絶対価値の数字を振られて、僕らはヒトからモノへと成り下がる。 その時が、僕にも来たのか。 だが、ノックの後に続いたのは、予期せぬか細い声だった。 「……起きてる……?」 扉越しのくぐもった声でも、聞き間違えるはずがない。これは、彼女の声だ。 返事をする代わりに、僕はそっと扉を開けた。対面の窓から漏れる月明かりがさっと差し込む中、一本の長い影が僕に向かってのびる。そして、 ──トス。 開いた僕の腕の中へ、吸い込まれるように、彼女の体が収まった。 「私ね……」 小刻みに震える、彼女の体。 昼に感じた体温は、最早そこにはない。まるで何か、氷の彫像のような何かを抱いている感覚。 それが、彼女の次の言葉を、予見させた。 「私……買われちゃった……」 僕の中で、耳鳴りを伴う爆発が起こった。 全ての色をごちゃ混ぜにしたような幻覚が、一瞬目の前に現れ、そして消える。 僕は両腕に力を込めると、彼女の細い体を思い切り抱いた。 耳元で囁かれた悪夢を振り払うように。覚束なくなりそうな足下を、踏みしめながら。 「…………!」 何かを言おうとして、息が詰まる。 売買契約は、僕らの意志で覆すことは出来ない。広大な敷地と、高い隔壁を持つこの孤児施設からは、逃げ出すことも能わない。 そんな状況で、僕に何が言える? あのときの言葉が、胸中によみがえる。 ここを出ることが出来たら、一緒に暮らそう。 所詮、実現不可能な、残酷な希望。 それでも、僕たちは、叶えたかったのに。 「ねぇ……お昼の言葉、覚えてる?」 今まさにそのことを思い出していた僕は、静かに首肯する。空気だけでそれを感じ取った彼女は、顔を上げ、じっと僕の瞳を見据えた。 「……一夜だけで良いから……叶えさせて」 熱い吐息が、頬を撫でた。 僕の欲しかった、体温。 貪るように、唇を重ねる。 たった一夜でも……たった一夜でも良いから。 希望を。 ○ 翌日、一人の孤児が、施設の菜園で発見された。 綺麗に化粧を施されたその孤児は、収穫を待つ野菜に囲まれて、冷たい土に横たわっていた。 胸を朱に染め、堅くなりながらも、その顔は、満足そうに微笑んでいたという。 彼女は、選んだのだろう。 受け入れる道ではなく、抗い続ける道ではなく、 ただ、去り往く道を。 「……さよなら」 煉瓦造りの煙突から立ち上る彼女の姿を見上げ、僕は呟いた。 夏の名残の光が、煙を余計にぼんやりと曇らせた。 前の作品 次の作品 コメント 名前 コメント